歯周病は生活習慣が深く関係している病気ですが、なかでも一番のリスクとされているのが喫煙です。喫煙者と非喫煙者とで歯周病の罹患率を比べた調査では、喫煙者の方が罹患率は3~8倍程度高く、中等度・重度歯周病に罹患している割合も高いという結果が出ています。タバコのニコチンや一酸化炭素は毛細血管を収縮させ、歯茎の血行を悪くします。また、歯茎の免疫力が低下して、歯周病菌に感染しやすくなります。さらには歯茎を構成する細胞の活動を抑制して、炎症の回復を妨げたり、唾液の分泌量を減少させて殺菌作用を阻害したりします。そのため、歯周病の治療や予防には禁煙が重要であると言えます。